あさのことば

待つことを忘れた時代

放送日
2008年5月12日(月)
お話し
小堀 昇(いずみ教会牧師)

小堀 昇(いずみ教会牧師)

メッセージ: 待つことを忘れた時代

 お元気にお過ごしでしょうか。私は今週一週間、この番組を担当させて頂く、横浜市旭区にありますいずみ会牧師の小堀昇と申します。どうぞ宜しくお願いします。
 昭和30年代の東京をモデルにした映画「ALWAYS 3丁目の夕日」のパート1に、ある家庭にブラウン管テレビがやってきて、町中の皆で鑑賞するシーンがあります。そういえば、私が育った家にも同じ型のテレビがあったことを思い出したのです。当時のブラウン管テレビは、スイッチを入れてから映るまで時間がかかり、5分番組などは早めにつけておかないと、映ったらもう終わっていたこともありました。今思い返すと、何とものんびりとした時代でした。

 それに引き換え、今はどうでしょうか。大変便利な時代になりました。3分待てば美味しい料理が食べられます。お金を出せば、大抵の物はすぐ手に入り、インターネットに接続すれば、地球の裏側の情報も一瞬の内に知ることができるのです。
 出張で大阪に行った折、「この信号は後何秒で変わります」というサインを見て思わず笑ってしまいましたが、かく言う私も、エレベーターの扉がなかなか閉まらないとボタンを連打し、コンピューターの立ち上がりが悪いと苛立ち、電子レンジの1分が長く感じられるのです。これは重症です。しかし聖書は語ります。

そして、彼らと食事を共にしていたとき、こう命じられた。「エルサレムを離れず、前にわたしから聞いた、父の約束されたものを待ちなさい」(使徒言行録1:4)。

 聖書を読めば、待つことの大切さと、その中で学ぶ事柄の豊かさを教えられます。私達は祈りの答えを待ち続け、神の御心が成ることを待ち続け、何よりもイエス様がもう一度、この地に来てくださるのを待ち続けるのです。
 今日も神様を待ち続ける者でありたいと思うのです。 それではまた御機嫌よう。

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