足立正範(日本キリスト改革派教会牧師)
メッセージ: 真実の祈りに
ご機嫌いかがですか。日本キリスト改革派教会の牧師、足立です。今週は祈りについて学びましょう。マルコによる福音書第9章23節から24節の御言葉をお読みしましょう。
イエスは言われた。『できれば』というか。信じる者には何でもできる。その子の父親はすぐに叫んだ。『信じます。信仰のないわたしをお助けください。』
イエスさまは、信仰の弱い父親に頼まれて、彼の息子から悪霊を追い出されました。
父親は、イエスさまの弟子たちに息子から悪霊を追い出してくださいとお願いしました。しかし、弟子たちはできませんでした。
父親は、当然イエスさまも息子から悪霊を追い出せないと思いました。だから彼は、失望を恐れて、予防線をはりました。彼は言いました。「おできになるなら、わたしどもを憐れんでください」と。
イエスさまは、父親の信仰の弱さを受け入れられました。そして、彼に「ただわたしを信じ、すべてを委ねよ」とまねかれました。
父親は、イエスさまを心に迎え入れました。そして、彼の信仰の弱さを告白しました。そのとき彼は、心からイエスさまに助けを祈りました。イエスさまは、祈りを聞いて、彼の息子を救われました。
心にイエスさまを迎え入れ、自らの信仰の弱さを告白します時、父親のように私たちは、真実の祈りに導かれるのです。
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