永遠の命に至るために働く | ヨハネによる福音書 6章22-33節

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ヨハネによる福音書 6章22-33節

「朽ちる食べ物のためではなく、いつまでもなくならないで、永遠の命に至る食べ物のために働きなさい。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 6章27節

永遠の命に至るために働く

主イエスがパンと魚を5千人以上もの人たちに分け与えた翌日、多くの人びとが主イエスをさがして湖の向こう岸までやってきました。主イエスから、食べ物を満腹するほどもらえたことを体験した人、また聞いた人たちが駆けつけて来ました。しかし、彼らの求める食べ物はこの世の一時的な食べ物であり、すぐに朽ちてしまうものでした。それに対して主イエスは、「朽ちる食べ物のためではなく、いつまでもなくならないで、永遠の命に至る食べ物のために働きなさい」とお語りになられました。

私たちは永遠の命に至る食べ物のために働いているでしょうか。日常生活における食べ物を得るために働くことは誰にとっても重要です。しかし、キリスト者は究極的には、決してただ朽ちてしまう食べ物、もっと言えば朽ちてしまうこの世の富を追い求めてそのために働くのではありません。変わることのない永遠の神のために働き、主イエスを信じ、その御心を行って働くのです。

主のために働くことに伴い、この世の収入を心配されるかもしれません。この世の食べ物や富は一時的なものなら、同じこの世での不足や窮乏もまた一時的なものです。主イエスを信じ、永遠の命のためにきょうもそれぞれの場で働きましょう。

【祈り】

永遠の命のために働く志をきょうも大切にできますように。

酒井 啓介(坂戸教会)