神の御言葉と聖霊によって生かされる | ヨハネによる福音書 4章7-15節

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ヨハネによる福音書 4章7-15節

「しかし、わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 4章14節

神の御言葉と聖霊によって生かされる

水は私たちの命を養い潤すために欠かせません。私たちの体重のおよそ6~7割は水分で、私たちの体の大部分は水でできています。その一方で、地球は、その表面の7割が水に覆われていますが、その97.5%は塩水で、私たちが飲むことのできる淡水はたった2.5%しかありません。貴重なものですから、水を大切に使わねばと思わせられます。

出エジプトへと導かれたイスラエルの民は、荒れ野の旅の中で飲み水に困り、モーセに向かって不平を述べました。そのとき、主に命じられてモーセが岩を打つと水が出て、民は水を飲むことができました。主なる神は私たちに水を与えて命を養ってくださるお方です(出17章)。

時満ちて来られた救い主は、「しかし、わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る」とおっしゃいました。神の御言葉と聖霊を指し示すしるしとして水が用いられています。私たちは今や、御言葉と聖霊によって内側から造り変えられて永遠の命に生かされ、養われます。

「涸れた谷に鹿が水を求めるように、神よ、わたしの魂はあなたを求める」(詩42編2節)。水を求めるように神の御言葉と聖霊を祈り求め、神に養われて歩んで参りましょう。

【祈り】

主よ、魂の渇きをもって御言葉と聖霊を求めさせてください。

望月 信(鈴蘭台教会)