詩編 25編
わたしの若いときの罪と背きは思い起こさず、慈しみ深く、御恵みのために、主よ、わたしを御心に留めてください。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 詩編 詩編25編7節
慈しみ深い神を信頼せよ
黄 敬秀(長久手伝道所)
わたしの若いときの罪と背きは思い起こさず、慈しみ深く、御恵みのために、主よ、わたしを御心に留めてください。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 詩編 詩編25編7節
黄 敬秀(長久手伝道所)
2023年9月の聖書日課をまとめて表示します。
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本日の詩編は、信仰告白(8~15節)と、それを囲む祈り(1~7、16~22節)で構成されています。詩人は、「神は恵み深く正しくいまし、罪人に道を示してくださいます」(8節)と告白します。それは、ダビデがこれまでの歩みの中で体験してきた神に対する告白です。神は罪人に主の道を示し(8節)、貧しい人に主の道を教えられます(9節)が、その主の道はすべて、慈しみとまこと(10節)です。
ダビデにとって、その人生の歩みの中で示されたもっとも大切なことはこのこと、罪の赦しであり、主なる神の恵みと慈しみであったのです。それは私たちにとっても同じではないでしょうか。
信仰告白とは、信仰の対象について悟ったことを語ることでもあります。主観的ではなく、客観的です。つまり、過去・現在・未来の主の群れ(教会)の告白でもあるのです。信仰の先祖の一人であるダビデは神が必ず応答してくださると信じました。神はそのとおりにしてくださり、慈しみ深く、恵みに豊かな神御自身を示してくださいます(6節参照)。神は罪深い人間を救うため、愛を示してくださり、裁きで終わらず、救ってくださいました。聖霊のお働きによって悔い改めに導かれ、罪の赦しを得させてくださいます。
【祈り】
主よ、私たちが主の御心にかなう日々を過ごせますように。