思い悩みからの解放 | ルカによる福音書 12章

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ルカによる福音書 12章

それから、イエスは弟子たちに言われた。「だから、言っておく。命のことで何を食べようか、体のことで何を着ようかと思い悩むな。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ルカによる福音書 12章22節

思い悩みからの解放

夜遅くまで起きていることが多いので朝ご飯を食べることはあまりありません。そうなると昼前にはお腹が減ります。そこで、何を食べようかいろいろと考えます。食べたら食べたで甘いものを食べたいなぁと思う始末。食欲があるのは健康な証拠、と自己弁護したところで「何を食べようか…思い悩むな」という言葉にドキっとさせられます。

もちろん、天の父なる神は私たちに食べることや着るものが必要なのはご存じなのです(30節)。要するに、これは優先順位の問題なのです。食事や衣服のような身体的なことを軽んじるというのではありません。

それでは、何を求めるようにと言われているのでしょうか。それは「神の国」(31節)です。神の国は神の御支配。神がすべてのすべてとなること。このわたしの中に、神の国が広がるのです。神の御支配、神の国が広がるように。そのように願いなさい、と主イエスは言われるのです。

真に愛であるお方の御支配が神の国なのです。この神の国がわたしの中でしみこむとき、神は必要なものをすべて備えてくださいます。そして、この神の国を神は喜んで与えてくださると約束してくださいました。何にもまして、まず、神の国を求めましょう。

【祈り】

主よ。神の国をまず求めることができますように。

小宮山 裕一(網島教会)