ヨハネによる福音書 6章22-40節
「…わたしの父が天からのまことのパンをお与えになる。神のパンは、天から降って来て、世に命を与えるものである。」
「わたしが命のパンである。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決して渇くことがない。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 6章32節~33節、35節
世に命を与える天からのまことのパン
中田 稔(丸亀伝道所)
「…わたしの父が天からのまことのパンをお与えになる。神のパンは、天から降って来て、世に命を与えるものである。」
「わたしが命のパンである。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決して渇くことがない。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 6章32節~33節、35節
中田 稔(丸亀伝道所)
2021年8月の聖書日課をまとめて表示します。
「ヨハネによる福音書」の聖書日課をまとめて表示します。
中田 稔が担当した聖書日課をまとめて表示します。
5千人を養ったパンのお話から、きょうの個所は、「天からのまことのパン」について記されています。
主イエスは、「朽ちる食べ物のためではなく、いつまでもなくならないで、永遠の命に至る食べ物のために働きなさい」と言われました。5千人を養ったパンは、「朽ちる食べ物」であったが、「天からのまことのパン」は、「永遠の命に至る食べ物」だと言うのです。この「天からのまことのパン」は、「天から降って来て、世に命を与えるもの」であると言われています。
多くの人は、肉体を養う目に見えるパンを求めるでしょう。しかし、主イエスは「わたしが命のパンである」とおっしゃいました。私たちの霊的飢え渇きを永続的に満たしうる命のパンは、イエス・キリストご自身なのです。
私たちの肉体的な命はやがて消えてしまいます。しかし、私たちは、「命のパン」である主イエス・キリストをいただくと、決して失われることなく、この世で肉体的な死を経験しても終わりの日によみがえらせられ、永遠の命の完成を見せていただけます。私たち皆がこの祝福にあずかることを祈ります。