列王記上 13章
「わたしが死んだら、神の人を葬った墓にわたしを葬り、あの人の骨のそばにわたしの骨を納めてくれ。あの人が、主の言葉に従ってべテルにある祭壇とサマリアの町々にあるすべての聖なる高台の神殿に向かって呼びかけた言葉は、必ず成就するからだ。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 列王記上 13章31節~32節
自らも御言葉に聞き従う
山下 朋彦(平和の君伝道所)
「わたしが死んだら、神の人を葬った墓にわたしを葬り、あの人の骨のそばにわたしの骨を納めてくれ。あの人が、主の言葉に従ってべテルにある祭壇とサマリアの町々にあるすべての聖なる高台の神殿に向かって呼びかけた言葉は、必ず成就するからだ。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 列王記上 13章31節~32節
山下 朋彦(平和の君伝道所)
2021年7月の聖書日課をまとめて表示します。
「列王記上」の聖書日課をまとめて表示します。
山下 朋彦が担当した聖書日課をまとめて表示します。
ダビデ契約を重んじないレハブアムに対し、神はヤロブアムを用いて北イスラエル王国を興されます。しかし彼は、主の言葉に聴き従わず、モーセ律法を無視し、金の子牛礼拝を勧め、好みで祭司を立ててしまいます。
ヤロブアムのご都合主義に対し、神は神の人を遣わし、「祭壇が裂け、いけにえの脂肪の灰は散る」との裁きを伝えました。果たしてその通りになります。ところが神の人はその帰途、同じ町に住む老預言者の偽の言葉に惑わされ、神から命じられた飲食の禁を犯し、獅子に出会って喰い殺されてしまいます。神の人に臨んだ災いについて老預言者が息子たちに言い遺したのが、この御言葉です。
いかなる誘惑に対しても、ただ神の言葉に従うことを求められる預言者の務めの厳しさを深く思わされます。預言者に求められるのは、御言葉を告げるだけでなく、自ら御言葉に聞き従うことです。それを通して務めが全うされるのです。
諸教会・伝道所で伝道、牧会に当たる牧師たち、神学校にて研鑽中の神学生たちの上に、主の導きと祝福が豊かにありますように。