世に遣わされた弟子たち | ヨハネによる福音書 17章6-19節

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ヨハネによる福音書 17章6-19節

わたしを世にお遣わしになったように、わたしも彼らを世に遣わしました。彼らのために、わたしは自分自身をささげます。彼らも、真理によってささげられた者となるためです。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 17章18節~19節

世に遣わされた弟子たち

主イエスは、弟子たちに告別の説教をした後、神に祈りました。この主イエスの祈りは、「大祭司の祈り」と言われています。主イエスは、この祈りの後に、捕らえられ、十字架にかけられます。主イエスの遺言とも言えるような、思いが込められた祈りです。

この祈りで、主イエスはご自分が神によってこの世に遣わされたように、弟子たちを世に遣わすことを宣言されます。罪と弱さを持った弟子たちがこの世で福音を宣べ伝える働きができるのは、主イエスが弟子たちのために、ご自身をささげられたからです。

主イエスは、弟子たちの身代わりとして十字架にかけられることで、神の前で完全なささげものとなってくださいました。弟子たちは、この完全なささげものである主イエスが世の救い主であることを示していきます。主イエスは、弟子たちのためにご自身をささげたように、弟子たちも福音の真理を世に宣べ伝えるために、神にささげられた者となることをここで祈ってくださいました。

私たちも主イエスの弟子として自分自身を神にささげて生きていきましょう。

浅野 正紀(江古田教会)