ヨブ記 9章
あの方とわたしの間を調停してくれる者
仲裁する者がいるなら
わたしの上からあの方の杖を
取り払ってくれるものがあるなら
その時には、あの方の怒りに脅かされることなく
恐れることなくわたしは宣言するだろう
わたしは正当に扱われていない、と。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨブ記 9章33節~35節
仲裁者を求めるヨブ
小堀 昇(花小金井教会)
あの方とわたしの間を調停してくれる者
仲裁する者がいるなら
わたしの上からあの方の杖を
取り払ってくれるものがあるなら
その時には、あの方の怒りに脅かされることなく
恐れることなくわたしは宣言するだろう
わたしは正当に扱われていない、と。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨブ記 9章33節~35節
小堀 昇(花小金井教会)
2021年3月の聖書日課をまとめて表示します。
「ヨブ記」の聖書日課をまとめて表示します。
小堀 昇が担当した聖書日課をまとめて表示します。
すべてを失ったヨブに残されたものは、「わたしの僕ヨブ」と親しく呼んでくださる神との関係でした(1章8節)。しかし、それならば何故、このような苦難に遭わなければならないのか。今や自分は、神の敵とみなされているのではないか。ヨブは、神が沈黙を破って現れ、「共に裁きの座に出ること」を願います(32節)。けれども到底、ヨブ一人で、神の御前に立つことはできません。傍らに立って執り成してくださる「仲裁する者」がどうしても必要なのです。
しかし、今、「わたしたちには、もろもろの天を通過された偉大な大祭司、神の子イエスが与えられているのですから、わたしたちの公に言い表している信仰をしっかり保とうではありませんか。この大祭司は、わたしたちの弱さに同情できない方ではなく、罪を犯されなかったが、あらゆる点において、わたしたちと同様に試練に遭われたのです。だから、憐れみを受け、恵みにあずかって、時宜にかなった助けをいただくために、大胆に恵みの座に近づこうではありませんか」(へブ4章14~16節)。