わたしは裸で母の胎を出た | ヨブ記 1章

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ヨブ記 1章

「わたしは裸で母の胎を出た。
裸でそこに帰ろう。
主は与え、主は奪う。
主の御名はほめたたえられよ。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨブ記 1章21節

わたしは裸で母の胎を出た

なぜ敬虔な信仰者であっても苦難に遭うのでしょうか。この問いかけがヨブ記全編を貫いています。そして、それ以上にヨブ記を貫いているのが、ヨブを、そして私たちを生かし、支えてくださる神の愛です。苦難のときこそ、神に目を向けましょう。

ヨブの苦難の発端は天上における神とサタンとの話し合いです。神はサタンに、ヨブに苦難を加えることを許されました。神はヨブの苦難をご存知です。すべてを支配され、確かなご計画をお持ちの神は、私たち一人一人の苦難を、皆ご存知です。現在はコロナのために全人類が苦しみを覚えています。また、誰もが人に言えない苦難を味わっているでしょう。しかし、神はすべて御存じです。そして愛をもって、私たちに最善のことをしてくださいます。この確信に留まりましょう。

「裸で母の胎を出た」私たちは、ただ神の憐れみによって生かされ、守られています。日ごとの悔い改めによって固く主につながりましょう。何があろうと、「わたしたちの主キリスト・イエスによって示された神の愛から、わたしたちを引き離すことはできないのです」(ロマ8章39節)。

大場 康司(召天)