ミカ書 4章
娘シオンよ、立って、脱穀せよ。
わたしはお前の角を鉄とし
お前のひづめを銅として
多くの国々を打ち砕かせる。
お前は不正に得た彼らの富を、主に
蓄えた富を、全世界の主にささげる。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ミカ書 4章13節
キリストと共に支配する
漆崎 英之(金沢伝道所)
娘シオンよ、立って、脱穀せよ。
わたしはお前の角を鉄とし
お前のひづめを銅として
多くの国々を打ち砕かせる。
お前は不正に得た彼らの富を、主に
蓄えた富を、全世界の主にささげる。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ミカ書 4章13節
漆崎 英之(金沢伝道所)
2020年12月の聖書日課をまとめて表示します。
「ミカ書」の聖書日課をまとめて表示します。
漆崎 英之が担当した聖書日課をまとめて表示します。
エルサレムの荒廃を預言したミカは、続いて神が来たらしてくださる終わりの日について預言します。主の山であるエルサレムの都がどの山々よりも高くなるという回復についてです。その日には、神の厳しい裁きによって痛みを受けた者(足が萎えた者)も、遠くに追いやられた者も呼び集められます(6節)。
神の怒りは、滅ぼすためではなく、民を清めるためのものです。それゆえミカは、「今、身を裂いて悲しめ」と、悔い改めに必要な裁きを十分に受けよと語ります(14節)。
回復の日、娘シオンにいったい何が起こるのでしょうか。散らされた残りの者を主なる神が連れ戻すだけではなく、神の民を汚し嘲る世界中の国々を、娘シオンが力と権勢をもって麦束のように踏み砕き脱穀するというのです(13節)。
たとえこの国で、キリスト者と神の教会が小さく弱く見えたとしても、キリストの主権が完全に打ち立てられる日が約束されていることを私たちは知っています(エフェ1章21節)。だからこそ神の民と教会は、きょうも明日も、終わりの日を目指して福音の宣教に励むのです。