ローマの信徒への手紙 5章1-5節
このように、わたしたちは信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストによって神との間に平和を得ており、このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の栄光にあずかる希望を誇りにしています。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ローマの信徒への手紙 5章1節~2節
神との平和
豊川 慎(宣教と社会問題に関する委員会)
このように、わたしたちは信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストによって神との間に平和を得ており、このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の栄光にあずかる希望を誇りにしています。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ローマの信徒への手紙 5章1節~2節
豊川 慎(宣教と社会問題に関する委員会)
2020年8月の聖書日課をまとめて表示します。
「ローマの信徒への手紙」の聖書日課をまとめて表示します。
豊川 慎が担当した聖書日課をまとめて表示します。
人間は神に向き合って、神の御恵みに憩うようにと創造されました。しかし、神の如くなろうとする高慢な罪ゆえに神との全き関係性は壊れてしまいました。
しかしながら、父なる神は御子イエス・キリストを通して、つまり主イエスの十字架の贖いを通して、私たちと和解してくださいました。私たちに主イエスを救い主と信じる信仰を与えてくださり、その信仰によって私たちは神との間に平和を得ているのです。
神との平和は真の安らぎであり、真の平安です。神との間に平和が与えられている限り、私たちは苦難の只中にあっても、神の栄光の希望を抱きつつ、苦難や試練を耐え忍ぶことができます。さらには苦難にも意味を見出し、苦難をも誇りとすることができるのです。神の大いなる御恵みによって神との交わりに入れられている私たちは、「苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生む」ことを知っているからです。
キリスト者としての信仰の旅路には順境の時もあれば、逆境の時もあります。いずれの時にあっても、神との平和のうちに安心して歩み続けようではありませんか。