ヨエル書 3章
その後
わたしはすべての人にわが霊を注ぐ。
あなたたちの息子や娘は預言し
老人は夢を見、若者は幻を見る。
…主の御名を呼ぶ者は皆、救われる。
主が言われたように
シオンの山、エルサレムには逃れ場があり
主が呼ばれる残りの者はそこにいる。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨエル書 3章1節、5節
その時、神の偉大な御業が語られる
柏木 貴志(岡山教会)
その後
わたしはすべての人にわが霊を注ぐ。
あなたたちの息子や娘は預言し
老人は夢を見、若者は幻を見る。
…主の御名を呼ぶ者は皆、救われる。
主が言われたように
シオンの山、エルサレムには逃れ場があり
主が呼ばれる残りの者はそこにいる。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨエル書 3章1節、5節
柏木 貴志(岡山教会)
2020年8月の聖書日課をまとめて表示します。
「ヨエル書」の聖書日課をまとめて表示します。
柏木 貴志が担当した聖書日課をまとめて表示します。
自分の心に罪を見つけ、悲しむ人びとを、神は深く憐れまれました(2章18節)。その者たちが再び、神の礼拝へと招かれます。荒廃からの回復を約束されます。
その先に、ヨエルはもう一つの約束を神から聞くのでした。「その後、わたしはすべての人にわが霊を注ぐ」。世界の闇と、自分の罪を見つめながらも絶望しない者たちに、何があろうとも神を呼び求めるすべての者たちに、神は「わが霊を注ぐ」と約束してくださいました。それは何があろうとも共に在り、救うという約束です。
この約束の成就を主イエスの弟子はペンテコステに見ました(使徒2章)。主への裏切りと、復活の主との出会いを経た彼らです。絶望したかつての仲間を欠いた彼らです。新しい仲間とも共に歩む彼らです。そこに聖霊が降りました。皆が口々に語り始めました。色々な言葉が語られました。しかし、共通していたのは神の偉大な業を語っていることでした(同11節)。新しい礼拝の誕生です。十字架を悲しみ、復活の主イエスから赦しを受ける礼拝です。逃れ場となる礼拝です。神に在って一つとなる礼拝です。