人の思いを越えて働いてくださる神 | サムエル記上 29章

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サムエル記上 29章

だが、ペリシテの武将たちはいらだってアキシュに言った。「この男は帰らせるべきだ。彼をもともと配置した所に戻せ。我々と共に戦いに向かわせるな。戦いの最中に裏切られてはならない。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 サムエル記上 29章4節

人の思いを越えて働いてくださる神

ペリシテ人がすべての軍勢を集結させイスラエル軍と対峙すると、一触即発の状態となります。そのときダビデは窮地に追い込まれ、大きな葛藤の中にいたことでしょう。このままペリシテ軍と共にいれば、主に油注がれたサウルに矛先を向けることになってしまいます。それはなんとしても避けなければなりません。かといって、寝返ってペリシテ人を討てば、自分の避け所を失ってしまいます。どうすべきかの結論を見出せないまま、ダビデはペリシテ軍のしんがりを進んでいました。

そのとき、仲間の中に敵国の名将であったダビデを見つけたペリシテの武将たちは、ダビデが彼らと共に戦いに向かうことに強く抗議します。「戦いの最中に裏切られてはならない」と。ダビデの主人アキシュは、ペリシテの武将たちの多数意見を受け入れ、ダビデと彼の兵をペリシテの地へ帰らせました。

このようにして、神はダビデを選民イスラエルと戦うことから免れさせ、ペリシテの地から追放されることからも守ってくださいました。

私たちも、人の思いを越えて働いてくださる神に信頼し、すべてをお委ねしましょう。

小澤 寿輔(高知教会)