主を愛しなさい | 申命記 6章

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申命記 6章

聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 申命記 6章4節~5節

主を愛しなさい

主は唯一の神です。この故に、偶像礼拝は固く禁じられています。偶像礼拝こそ、諸悪の根源なのです。

わたしは沖縄に暮らして思います。戦争は偶像礼拝と結びついています。第二次世界大戦時のドイツの状況、日本の状況は、戦争が偶像礼拝と結びついていることの証拠です。ナチス・ドイツの問題は、十戒の第一戒の問題です。日本の国家神道の場合も、同じです。

神の裁きは、第一戒違反に対して、最も強くあらわれるように思います。主は唯一の神だからです。

偶像礼拝をしないとは、主を愛することです。「あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい」。この積極的な命令に向かって私たちが進むなら、私たちは偶像礼拝から解放されます。

「主を愛しなさい」。新約時代の私たちには御子イエス・キリストの救いが提供されています。十字架の贖いによって罪のゆるしが、復活によって永遠の命とからだの復活が与えられます。主が私たちを愛しておられるのです。それに応え、主を愛しましょう。

村山 雄一(那覇教会)