主よ、憐れみたまえ | ヨハネによる福音書 14章

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ヨハネによる福音書 14章

「わたしの名によって何かを願うならば、わたしがかなえてあげよう。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 14章14節

主よ、憐れみたまえ

主イエスは「わたしの名によって何かを願うならば、わたしがかなえてあげよう」と言われ、「われらの父よ」(口語訳:マタ6章9節)と呼びかけるようにと教えてくださいました。

『ハイデルベルク』問121の答には「体と魂に必要なことすべてを期待するため」とあります。「体と魂に必要なこと」は日常的な必要です。日常的な必要であるがゆえに、御心を求めることよりも、自分の要求を身勝手にも祈ってしまいがちです。それに気づくと、反対に、祈ることに躊躇してしまいます。

しかし、パウロは「わたしたちの主キリスト・イエスによって示された神の愛から、わたしたちを引き離すことはできない」(ロマ8章39節)と力強く語っています。この愛に励まされます。

主イエスは「あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ」(マタ6章8節)と言ってくださいました。

このように罪にまみれた私たちですから、一切をご存じの主イエスに私たちの一切をゆだね「主よ、憐れみたまえ」と主イエスの前にひれ伏して「天にましますわれらの父よ」と呼びかけましょう。

加藤 親平