聖霊の実 | ガラテヤの信徒への手紙 5章

RCJメディアミニストリー「ふくいんのなみ」のトップページへ戻る

ガラテヤの信徒への手紙 5章

これに対して、霊の結ぶ実は愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制です。これらを禁じる掟はありません。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ガラテヤの信徒への手紙 5章22節~23節

聖霊の実

罪の縄目から解放された生、悪いところを取り除いて全く新しくされた生、それがキリスト者の新しい生き方、新しい道です。この道を私たちはどうやって見いだし、力強く歩むことができるのでしょうか。

新しい生き方が、私たちの奮励努力の結果により確立されるとしたら、それは惨めな評価を伴うことになるでしょう。私たちの力など大したものではないからです。罪との戦い、この世の霊的勢力との葛藤でいつも敗れています。挫折と失敗の連続です。そして、自己嫌悪が山積します。

しかし、そうではありません。そうであってはなりません。聖霊は、私たちのうちにあって、私たちを生かし、動かし、促し、変えていかれます。肉は醜悪なものを私たちのうちに積み残していきますが、聖霊は私たちのうちに働き、大きな果実を残していかれます。私たちの内に起こされる、パウロが列挙している大きな、驚くべき変化こそ私たちに対する聖霊の豊かな価値ある賜物、贈り物です。

そして、聖霊はこの賜物をすべての神を信じて生きるものに確実に間違いなく与えられます。私たちは受けるのみです。

金田 知朗(召天)