マタイによる福音書 7章
「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マタイによる福音書 7章13節~14節
狭い門から入りなさい
小澤 寿輔(ウェストミンスター日本人教会)
「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マタイによる福音書 7章13節~14節
小澤 寿輔(ウェストミンスター日本人教会)
2017年2月の聖書日課をまとめて表示します。
「マタイによる福音書」の聖書日課をまとめて表示します。
小澤 寿輔が担当した聖書日課をまとめて表示します。
「人生は選択の連続である」とよく言われます。人生はまるで道のようなものであり、至る所に分岐点があり、その分岐点にぶつかるごとに、どちらの道を進むのかを選択しなければならない。そして、その人が今立っている地点というのはこれまでの一つ一つの人生の選択の積み重ねの結果なのだ、という考え方です。
主イエスもご自身を「門」にたとえて、ご自身を選ぶ者が受ける祝福について教えられました。「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない」。この御言葉を通して、主イエスは「わたしを選びなさい」と招いておられます。
これは、人の生涯のうちで最も大事な決断です。キリストを救い主と信じて心にお迎えし、救いの恵みに与るのか、あるいはそれを拒否して滅びに通じる道をたどるのか、その決断です。これは誰も避けて通ることのできない分岐点。この分岐点の後、その人の永遠の道がはっきりと決まるからです。招かれている門から入りましょう。