希望の計画 | 歴代誌下 36章

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歴代誌下 36章

「あなたたちの中で主の民に属する者はだれでも、上って行くがよい。神なる主がその者と共にいてくださるように。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 歴代誌下 36:23

希望の計画

ゼデキヤ王は、王国を堕落させました。この王が、南ユダ王国最後の王となりました。主は傲慢な王に、裁きをくだされました。バビロンの王ネブカドネツァルを遣わし、神殿と町を破壊させ、生き残った者を捕囚としてバビロンへと連れ去らせました。

しかし、主はお語りになります。「バビロンに70年の時が満ちたなら、わたしはあなたたちを顧みる。わたしは恵みの約束を果たし、あなたたちをこの地に連れ戻す。わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである」(エレ29章10、11節)。

主はご自分の計画に心を留めているとおっしゃいます。それは必ずあなたがたを連れ戻すという、力強い希望の計画です。主の愛は揺らぐことはありません。「御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています」(ロマ8章28節)。主の救いの計画の中に私たちは召され、置かれています。主を信じ、共にきょうを生きましょう。

國安 光(淀川キリスト教病院)