コリントの信徒への手紙二 3章
わたしたちの推薦状は、あなたがた自身です。それは、わたしたちの心に書かれており、すべての人々から知られ、読まれています。あなたがたは、キリストがわたしたちを用いてお書きになった手紙として公にされています。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 コリントの信徒への手紙二 3章2節~3節
わたしたちの推薦状は、あなたがた自身です。それは、わたしたちの心に書かれており、すべての人々から知られ、読まれています。あなたがたは、キリストがわたしたちを用いてお書きになった手紙として公にされています。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 コリントの信徒への手紙二 3章2節~3節
2016年7月の聖書日課をまとめて表示します。
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西堀 則男が担当した聖書日課をまとめて表示します。
文字で記した紙に書かれた推薦状は重要です。パウロも書いたことがあります(ロマ16章参照)。けれども、もう一つの推薦状があります。生ける神の霊によって、人の心の板に書かれた手紙です。
空しい日々を過ごしていた人たちが、キリストの福音により救われました。偶像から生ける真の神へと立ち帰り、愛の中を生きています。もちろん地上の歩みの中で弱さや欠けを示すことがあります。それでも主に向かって生きる群れの立派な一員です。
私たちは、パウロとは比べようもない小さな名もない働き人として、生涯を終えると思います。けれども主の日毎に礼拝者として共に歩む群れの一員とされています。主の心を心として6日間を生きようとしています。
これらの一人ひとりの小さな働き人が、偉大なキリストを指し示す推薦状となります。ペンやインクで書かれた手紙は、特定の人だけしか読めません。しかし、主の民の生き方が御霊によって変えられ、一人ひとりが証し人として生きるとき、すべての人に知られ読まれる手紙になります。キリストの名が記されている手紙です。