エフェソの信徒への手紙 5章
むなしい言葉に惑わされてはなりません。これらの行いのゆえに、神の怒りは不従順な者たちに下るのです。だから、彼らの仲間に引き入れられないようにしなさい。あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。光の子として歩みなさい。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 エフェソの信徒への手紙 5章6節~8節
暗闇ではなく光
村田 寿和(羽生栄光教会)
むなしい言葉に惑わされてはなりません。これらの行いのゆえに、神の怒りは不従順な者たちに下るのです。だから、彼らの仲間に引き入れられないようにしなさい。あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。光の子として歩みなさい。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 エフェソの信徒への手紙 5章6節~8節
村田 寿和(羽生栄光教会)
2016年4月の聖書日課をまとめて表示します。
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パウロは「むなしい言葉に惑わされてはなりません」と語ります。むなしい言葉とは、空っぽな言葉であり、何の実りも結ばない言葉です。
私たちが生活している日本社会には、たくさんのむなしい言葉が溢れています。それゆえ、私たちは、命の言葉である聖書に毎日耳を傾けていく必要があります。むなしい言葉に惑わされないために、私たちは毎日、真実で変わることのない神の言葉を読み、聞く必要があるのです。
むなしい言葉の代表は、「神などいない」という言葉でしょう。そのようなむなしい言葉に惑わされるとき、私たちは自らを神とし、不従順になり、神の怒りに値する者となってしまいます。いや、かつて私たちはそのような者であったのです。以前の私たちは暗闇でした。暗闇に住んでいたというのではなく、私たち自身が暗闇であったのです。
しかし、そのような私たちのもとに、世の光であるイエス・キリストが来てくださいました。そして、暗闇であった私たちを光としてくださったのです。