自分の道にそれて行く者 | 詩編 125編

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詩編 125編

主に依り頼む人は、シオンの山。
揺らぐことなく、とこしえに座る。
山々はエルサレムを囲み
主は御自分の民を囲んでいてくださる
今も、そしてとこしえに。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 詩編 125編1節~2節

自分の道にそれて行く者

「主に依り頼む人はシオンの山。揺らぐことなく、とこしえに座る」。これが私たちの姿です。しかし、周囲を見渡すとどうでしょうか。「よこしまな自分の道にそれて行く者を、主よ、悪を行う者と共に追い払ってください」(5節)と言いたくなるような人がいるものです。

そのような人が視界に入る中で、それでも「主は御自分の民を囲んでいてくださる、今も、そしてとこしえに」ということに思いを寄せましょう。その思いを確かなものとするためには、「主に依り頼む」という自分の姿勢を改めて明確にすることが必要でしょう。そうしなければ自分自身が「よこしまな自分の道にそれて行く」ことになりかねないからです。

きょう、自分がどんな「自分の道にそれて行く」可能性があるか、それを意識的に「追い払って」、主に依り頼む姿勢を取り戻し、自分が「主の民」であることを再確認しましょう。そういうあなたこそが「今も、そしてとこしえに」主に囲まれて、「揺らぐことのない」あなたなのです。このことを実感して、きょうという日に向かい、きょうという日を終えましょう。

赤石 純也(伊丹教会)