信仰を支える四つの柱 | 使徒言行録 2章

RCJメディアミニストリー「ふくいんのなみ」のトップページへ戻る

使徒言行録 2章

彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 使徒言行録 2章42節

信仰を支える四つの柱

一年の計は元旦にありと言いますが、皆さまは何を今年の信仰生活の要とされるでしょうか。初代教会の信徒たちは、使徒の教え(御言葉)・交わり・パンを裂くこと(聖餐式)・祈りを信仰生活の四つの柱とし、その実践に熱心でした。

御言葉は、公的礼拝や家庭・個人礼拝を通し、私たちの魂が健全で希望をもって安らかに過ごせるように神が与えた命の糧です。

交わりは、一人ひとりをキリストの体の大切な部分として互いに励まし、慰め、喜び、泣いて、主にある兄弟姉妹として歩むことです。

「パンを裂くこと」は十字架で主がその命を献げることによって私たちを滅びから救ってくださった事実に、私たちの心を向けさせます。

最後に、主は祈りを用いてご自身との人格的な交流に私たちを招き、御言葉に示された御心を聖霊により明らかに示されます。

この四つの柱に熱心であるなら、当時の信徒が「すべての民に好意を持たれた」(47節、新改訳)ように、私たちも、周りの人びとにキリストの香りを放つことになります。

八重樫 和彦(山形伝道所)