12月13日(日) 主日 詩編 116編 音声を再生できませんでした 主に満願の献げ物をささげよう主の民すべての見守る前で主の家の庭で、エルサレムのただ中で。ハレルヤ。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 詩編 116編18節~19節 神への感謝と人々への証し この詩人は瀕死の病か、迫害の艱難に遭ったのでしょう。「あなたはわたしの魂を死から…助け出してくださった」と体験を語ります(8節)。この死ぬほどの恐ろしい体験は「死の綱」、「陰府の脅威」、「激しい苦しみ」、「縄目」と表現されます。 牧師は還暦を過ぎるまでには、大抵の苦しみを経験します。病気の苦しみ、痛みやストレスで眠れない夜、老化による慢性的な痛み、伝道の不振によるあせり、人間関係のもつれ、言葉の過ちの悔い。それらを経験しつつ、今日、牧師は講壇に立っています。そして自分の伝道者としての力量を自覚した頃にはもう定年です。 この詩人は「わたしは主を愛する」、「わたしは主を呼ぼう」、「わたしは信じる」と激しい口調で自分の信仰を証しします(1、2、10節)。それも「満願の献げ物」によって、「主の民すべての見守る前で」、「主の家の庭で」と、公的な場で主が「哀れな」私たちを憐れんでくださったことを知らしめようとしています。なぜならそれが「神の正義」だからです。きょうは神の正義が公に賛美される日です。この方を呼びましょう。 立石 章三
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この詩人は瀕死の病か、迫害の艱難に遭ったのでしょう。「あなたはわたしの魂を死から…助け出してくださった」と体験を語ります(8節)。この死ぬほどの恐ろしい体験は「死の綱」、「陰府の脅威」、「激しい苦しみ」、「縄目」と表現されます。
牧師は還暦を過ぎるまでには、大抵の苦しみを経験します。病気の苦しみ、痛みやストレスで眠れない夜、老化による慢性的な痛み、伝道の不振によるあせり、人間関係のもつれ、言葉の過ちの悔い。それらを経験しつつ、今日、牧師は講壇に立っています。そして自分の伝道者としての力量を自覚した頃にはもう定年です。
この詩人は「わたしは主を愛する」、「わたしは主を呼ぼう」、「わたしは信じる」と激しい口調で自分の信仰を証しします(1、2、10節)。それも「満願の献げ物」によって、「主の民すべての見守る前で」、「主の家の庭で」と、公的な場で主が「哀れな」私たちを憐れんでくださったことを知らしめようとしています。なぜならそれが「神の正義」だからです。きょうは神の正義が公に賛美される日です。この方を呼びましょう。