あさのことば

曲がり角の先にあるもの

放送日
2019年10月24日(木)
お話し
木村恭子(川越教会牧師)

木村恭子(川越教会牧師)

メッセージ: 曲がり角の先にあるもの

 いかがお過ごしですか?川越教会の木村恭子です。
 今週は、私の大好きな小説「赤毛のアン」から、心に残るエピソードをご紹介しています。

 成長したアンは、奨学金を得て大学に進むチャンスを手にしました。しかしその矢先にマシュウが死に、マリラも失明の危機を迎えます。アンは進学を断念し、マリラのもとで地元の学校に就職する道を選びます。その決心をしたときのアンの言葉が、私は大好きです。

 「あたしがクイーンを出てくるときには、自分の未来はまっすぐにのびた道のように思えたのよ。いつもさきまで、ずっと見とおせる気がしたの。ところがいま曲り角に来たのよ。曲り角をまがったさきになにがあるのかは、わからないの。でも、きっといちばんよいものにちがいないと思うの。それにはまた、それのすてきによいところがあると思うわ。」この時のアンの心には残念な思いもあったはずです。でも自分の思いに固執することなく、新しい状況を楽しもうとしています。そんな中でこの後、思いがけない展開があったりして、彼女の人生はいい感じに進んでいきます。

 私たちを愛しておられる神が、そのご計画の中で、私を最善へと導いてくださる。このことが信じられるなら、私たちも、もっと自分の人生を楽しむことができるのではないか、と思うのです。

 聖書の言葉「人の一歩一歩を定めるのは主である。人は自らの道について何を理解していようか。」(箴言20:24)

(『赤毛のアン』モンゴメリ著 村岡花子訳 新潮文庫より)

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