あさのことば

神様におゆだねする

放送日
2011年9月27日(火)
お話し
杉山昌樹(新座志木教会牧師)

杉山昌樹(新座志木教会牧師)

メッセージ: 神様におゆだねする

 いかがお過ごしですか。新座志木教会の杉山です。

 イエス様は、神殿で、人々が、お金を賽銭箱にいれるのをご覧になっておられました。お金持ちが、次々に多くのお金を神殿に寄進しました。しかし、イエス様はそのような人たちではなく、わずかな金額をささげたある一人の女性に目をとめられました。彼女が賽銭箱に入れましたのは、現代の金額で、およそ160円程度だったようです。しかし、イエス様は彼女について、この人こそ「誰よりもたくさん入れた」といわれました。その理由は、彼女がもっている「生活費を全部」入れたからだといわれました。その場合に、イエス様はだれでも、自分の生活が立ち行かなくなるほどに、お金を寄進しなければならないということを言われていたのではありません。むしろ、イエス様がこの女性に目をとめられたのは、彼女がいろいろな悩みから、ある意味で開放されているように見えたからではないでしょうか。

 彼女は、この160円でパンを買えば二日間は食べられるというような計算をしておりません。また、お金持ちの間でこの程度の金額では恥ずかしいのでは、というような心配をしておりません。単純に、神殿に来たから神様に何かおささげしよう、今日はたまたま手元に生活費があったからこれをおささげしようと思って、その通りにして、後は全てを神様におゆだねしております。神様に全てを任せてしまう自由さをイエス様はこの女性に見出したのです。

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