あさのことば

信仰・希望・愛 3.自己信頼

放送日
2013年6月5日(水)
お話し
野島邦夫(国立聖書教会牧師)

野島邦夫(国立聖書教会牧師)

メッセージ: 信仰・希望・愛 3.自己信頼

 いかがお過ごしでしょうか、国立聖書教会の野島邦夫です。今週のテーマは「信仰者の徳」、その頂点が「信仰・希望・愛」です。

 自分を信頼することは、人が健全に成長し自立することですし、良い社会生活をおくるためには欠かせません。しかしこの態度で神に向かう時、それは高慢という大きな悪徳です。そして、人は生まれながら高慢という本性を持っていると言わなくてはなりません。罪人とは、神に対しても自分をまず信頼する人と言い換えられます。

 なぜわたしたちは、よく自分など頼りにならないと言いつつ、自分を何よりも頼りにしているのでしょうか。自分を肯定しなければ自分というものが揺らぐ・倒れると思うからです。自分以外に頼れる人・モノが無いと思っているからです。わたしたちは如何に自己信頼から逃れられないことでしょう。そのような自分への信頼は、挫折した時すぐに儚(はかな)いものだと知らされます。それでも捨てることができません。そこに真の安らぎは無いというのに。

 キリストを通して神を信頼する喜びを味わいませんか。モノは儚いですし、「自分」も人間も脆いものですが、神は堅固な御方です。世界の創造者であり、保持者ですから。幻想の安らぎを与えるだけの自己信頼を捨てさせ、真の安らぎを与える神への信頼を生み出すのが聖霊の力です。さあ、キリストに向かって聖霊の力を祈り求めましょう。

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