
小堀尚美(花小金井教会信徒説教者)
メッセージ:土の器
おはようございます。いかがお過ごしでいらっしゃいますか。日本キリスト改革派花小金井教会の小堀尚美です。
今日は、文化の日です。文化は、英語で「culture」ですが、その語源は、「土地を耕す」という意味を持つラテン語です。
「神は、土(アマダ)の塵で人(アダム)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた」(創世記2:7)と、聖書は語ります。庭仕事で土に触れたり、土から器を作る陶芸などで、気持ちが和み、心が整う、と言われるのも、そのせいかもしれませんね。
パウロは、自分を「土の器」(2コリ2:7)だと語りました。脆くて、欠けもあれば、ひび割れもある。やがては朽ちる土の器です。けれども、その土の器の中に、福音が盛られているのだと。私達の罪の裁きを、イエスが身代わりとなって引き受けて下さり、十字架で死に、三日目によみがえられた。イエスを信じる者は罪を赦され、神と共に永遠の命を生きることができる。やがてこの体が、朽ちることのない栄光のからだに変えられるのだ、と。
このイエス・キリストによる救いの恵みが、こんなに脆い土の器に盛られている。そして、土の器の欠けたところから、この福音の輝きが洩れてくるのだ、と。
クリスチャン詩人・星野富弘さんは、「わたしは傷を持っている でも その傷のところから あなたのやさしさがしみてくる」(「風の旅:四季抄」)とうたいました。土の器に注がれる神様の恵みを、味わって歩みたいですね。
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