
木村恭子(川越教会牧師)
メッセージ:ダビデの詩編から 裏切られる苦しみ
ご機嫌いかがですか。川越教会牧師、木村恭子です。
今日も、詩編55編を一緒に味わいましょう。
ダビデは今、敵に囲まれ、追い詰められて、危機的な状況です。そして、さらにつらいことに、彼を追い詰めているのは、彼の友。かつて一緒に神を礼拝した、親しい友なのです。
ダビデはその辛さを、切々と神に訴えています。「わたしを嘲る者が敵であれば それに耐えもしよう。…だが、それはお前なのだ。わたしと同じ人間、わたしの友、知り合った仲。楽しく、親しく交わり 神殿の群衆の中を共に行き来したものだった。」(詩編55:13-15)
親しい友に裏切られ、命を狙われているのですから、その苦しみは大きかったはず。そんな相手を呪いたくなるのも、わかる気がします。しかし、ダビデの心は神へと向かいます。「わたしは神を呼ぶ。主はわたしを救ってくださる。」(詩編55:17)
私たちも、親しい友に裏切られ、辛い思いをすることがあります。関係の回復を願って行動しても、どうしてもできないこともあります。そういうときには、深追いせず、神に委ねましょう。神がふさわしい解決へと導いてくださることを信じて、祈りましょう。
旧約聖書箴言に、こんな言葉があります。「心を尽くして主に信頼し、自分の分別には頼らず 常に主を覚えてあなたの道を歩け。そうすれば、主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる。」(箴言3:5-6)
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