9月10日(木) 黙示録4章
あの最初の声が言った。「ここへ上って来い。この後必ず起こることをあなたに示そう。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』ヨハネの黙示録 4章1節
ヨハネの黙示録は4章から第二部に入ります。語り手の「わたし」はヨハネです。彼が見ていると「見よ、開かれた門が天に」ありました。天は神の世界の象徴です。そしてヨハネは、自らに語りかける声を聞きました。「ここへ上って来い。この後必ず起こることをあなたに示そう」。
呼びかけておられるのはキリストです。「上って来い」とは、この世の次元から、神の視点に立つ次元に移るようにという呼びかけです。キリストはヨハネを、天の視座に立つように呼びかけ、その視点から「この後必ず起こること」を語られます。キリストの出来事と共に終末の時代は始まっています。その終末に向かう出来事を示すと言われるのです。
続いてヨハネは「玉座の上に座っている方」(2節)と出会いました。その方は神ご自身です。「玉座の上に座る」とは、その方が王としての支配権を有していることを表します。つまり、神が歴史を支配しておられるのです。
終末に向けて、さまざまな厳しい試練や災いが起こります。しかし、それは神の支配の外での出来事ではありません。神が歴史の支配者です。私たちはそれを忘れてはなりません。そしていつも、自らの眼差しを日常の次元から、神の視点に立つ次元に上げる必要があるのです。
【祈り】
主よ、いつも私たちの眼差しを、天に上げさせてください。



