8月31日(月) ダニエル10章
「恐れることはない。愛されている者よ。平和を取り戻し、しっかりしなさい。」こう言われて、わたしは力を取り戻し、こう答えた。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』ダニエル書 10章19節
イスラエルからバビロンへ捕囚として連れて来られたダニエルも、ペルシア王の時代を迎えて、人生の晩年を歩んでいます。そのときに彼は、これまでもあったように、再び主からの幻を見せられました。ここからは、ダニエル書が記す最後の幻です。
この幻は、幻を見た彼自身が打ちのめされ、気力を失い、その言葉を聞いて地に倒れるほどのものでした。それは、彼が幻で見た、純金の帯を締め、体が宝石のようで、顔が稲妻のような不思議な人が、主なる神を示す存在であったからです。
ダニエルのような謙遜な人であっても、聖なる神を前に、恐れで満たされています。しかしここで彼は、天使のような存在によって繰り返し触れられて(10、18節)、この幻に向き合う者にされていきます。最初は、なお恐れの中にあったダニエルですが(11節)、最後には奮い立たされて、この後天使が語るメッセージを受け入れる者にされていくのです。
きょうの箇所では、主なる神を前に恐れおののくダニエルを、人の子のような姿のこの天使が繰り返し支えて、力づけました。今の時代に生きる私たちには、天使にまさるキリストという仲保者がおられます。この方において、私たちもきょう、聖なる神に向き合うことが許されています。
【祈り】
私たちを力づけ、私たちに平和を与えるキリストをとおして、神と共にあることができますように。



