8月28日(金) ダニエル9章
「わたしたちが正しいからではなく、あなたの深い憐れみのゆえに、伏して嘆願の祈りをささげます。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』ダニエル書 9章18節
ダニエルの時代、イスラエルの民の背きのゆえに、エルサレムには主の激しい怒りが注がれ、都は荒廃しました。ダニエルをはじめ、民のおもだった人びとは、捕囚として外国に連れて行かれることになりました。
きょうの箇所で、ダニエルは改めて当時のことを思い起こし、罪を悔いる祈りを神に注ぎ出します。それはとめどなく続くものでした。ただ憐れみと赦しを懇願していたのです。
そのような中で、祈るダニエルに応えるように、天使ガブリエルがやって来て、民の背きの終わりと、とこしえの正義の到来、エルサレムの復興を示しました。その中心には、油注がれた君であるメシアの存在も示されます。この「不当に断たれ」たメシアは、やがて罪のために贖いの死を遂げられたイエス・キリストを指し示すものです。その後も聖所が荒らされることや、終わりの日に至る苦難が示されますが、最後には荒廃をもたらすものの滅びが語られます。
ここで心から祈るダニエルに、主は十分に応えられました。自らの罪を認めて赦しを求める者に、主は終わりの日に至る救いを示されます。その中心には、罪の贖いとなられた救い主があります。主の前にへりくだる一人ひとりに、主は豊かな救いの恵みを示されるのです。
【祈り】
自らの罪を覚えて、終わりの日に至るキリストの救いを新しく示してください。




