8月26日(水) ダニエル7章
見よ、「人の子」のような者が天の雲に乗り
「日の老いたる者」の前に来て、そのもとに進み
権威、威光、王権を受けた。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』ダニエル書 7章13-14節
ダニエル書は黙示文学と言われます。世界の終わりについて、幻などを用いて預言されます。これまでダニエルは、バビロン王の夢や幻を神からの知恵によって解き明かしてきました。しかしここからは、ダニエル自身が終わりの日の幻を見、その意味を教えられることになります。
彼がここで見たのは、2章の幻にも似た四匹の獣の幻でした。それは四つの王国を表します。第一の獣はバビロン、その後の獣は、メディア、ペルシア、ギリシアといった国々が考えられます。
とりわけ第四の獣は最も強く、そこから出た十本の角(王)の内の一本は、主なる神に対して高ぶり、尊大なことを語っていたと言われます。神の聖者たちもそれに悩まされることになりますが、終わりの日には、その王も主の裁きに服することになります。このとき、人の子のような方が「日の老いたる者」である神の前に来て、永遠の主権を託され支配することになるのです。
私たちも、この地上で尊大なことを語る国家や権力者に悩まされることがあるでしょう。しかし、それにまさる神の裁きと、人の子イエス・キリストの支配があります。その力ある支配のもとで、私たちは今日も世界で生きることが許されています。
【祈り】
地上の権威にまさる権威が神と御子にあることを覚えさせてください。




