8月18日(火) ダニエル2章
「神の御名をたたえよ、世々とこしえに。知恵と力は神のもの。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』ダニエル書 2章20節
ダニエル書の舞台は、イスラエルの主だった民が捕らえ移された先のバビロン帝国です。当時、権力の絶頂にあったバビロンの王ネブカドネツァルは、ある夜、いくつかの夢を見ました。その夢について、王国の賢者たちは何もできませんでしたが、神によって夢や幻を理解することの許されたダニエルは(1章17節)、ここで王の夢を明らかにし、その夢を解き明かすことに用いられます。
ネブカドネツァル王が見た像の夢は、この後の世界の帝国の攻防を示す恐るべき夢でした。この像の金の頭はバビロンを指しますが、その後に興る国々については、ダニエル書にもその名が出てくるメディアやペルシア、ギリシアといった国々が考えられます。王が見た夢は、自らの帝国の滅亡さえ示される、国同士の激しい争いを指すものでした。
しかし、きょうの箇所は、ただの地上の王国の戦いを述べたいのではありません。国同士の戦いの後、終わりの日に明らかにされる永遠の神の国が明らかにされています(44節)。地上の国はあくまでも神の力の下にあり、神こそ王を退け、また立てられるのです(21節)。
今も、世界の力ある国々による戦争が続く中で、私たちは、真実に力を持っておられる神に立ち帰りたいと思います。
【祈り】
この世界で、真実に力あるあなたを信じることができますように。




