7月1日(水) 列王下5章
ナアマンは神の人の言葉どおりに下って行って、ヨルダンに七度身を浸した。彼の体は元に戻り、小さい子供の体のようになり、清くなった。日本聖書協会『聖書 新共同訳』列王記下 5章14節
アラムの王の軍司令官にナアマンという人がいました。彼は勇士でしたが、重い皮膚病を患っていました。重い皮膚病とは「ツァラート」と呼ばれる聖書特有の病です。それを患う者は、汚れているとされました。つまり、彼は、異邦人であり、重い皮膚病を患っているという二重の意味で、神の救いから遠い人でした。
あるときナアマンはイスラエルから捕虜として連れて来られた少女の勧めによって預言者エリシャのもとに行き、病を癒してもらおうと出かけました。彼はエリシャの家の前まで来ましたが、エリシャは使いをやって「ヨルダン川に行って七度身を洗いなさい。そうすれば、あなたの体は…清くなります」と言葉を語るだけでした(10節)。この対応に一度は怒って帰ろうとしたナアマンですが、家来たちの進言により、何とか思いとどまり、ヨルダン川に向かいます。そこで神の人の言葉どおりに七度身を浸すと、彼の病は癒されました。
ナアマンは、神の救いから最も遠いとされる人でしたが、救いは訪れました。それは、彼が信仰熱心だったというよりも、ただ神の人の言葉が遣わされたからでした。そのように、神の言葉が遣わされるならば、最も救いから遠いと思われるところにも、神の救いは訪れるのです。
【祈り】
神よ、ただ恵みにより、神の言葉を遣わし、私たちに、また私たちの隣人に、救いを与えてください。


