6月26日(金) 列王下3章
「主がこう言われるからである。『風もなく、雨もないのに、この涸れ谷に水が溢れ、あなたたちは家畜や荷役の動物と共にそれを飲む。』」日本聖書協会『聖書 新共同訳』列王記下 3章17節
北イスラエルのアハブ王の死は、モアブにとってイスラエルの支配から逃れる絶好の機会でした。それでモアブが反旗を翻しました。アハブを継いだアハズヤ王が死に、北イスラエルの王となったヨラムは南ユダのヨシャファト王に、連合してモアブを討伐することを持ちかけます。
しかし、「エドムの荒れ野の道」で難渋し、特に飲料水の不足が問題となります。信仰深いヨシャファトは神の導きをいただくために主の預言者を求め、彼らはエリシャを訪ねます。エリシャのヨラム王に対する冷たい態度に驚きますが、それはヨラムの不信仰な姿を反映しているでしょう。エリシャはヨシャファト王への敬意から神の言葉を伝えます。涸れ谷に次々と堀を造りなさい。すると周りが水でいっぱいになると。
そのとおり、翌朝、周りは水でいっぱいになります。その溜まった水を太陽が照らし、遠くから見ると血のようで、同士討ちが起こったと勘違いしたのでしょう。モアブがイスラエルの陣営に突入しますが、イスラエルが迎え撃ち、勝利しました。
エリシャが言うとおりでしたが、しかしヨラム王の思惑どおりではありません。主なる神は、不信仰な王をも自然をも支配し用いて、ご自分の民を導いておられます。この絶妙なはからいをなさる神を信じましょう。
【祈り】
生ける神よ。あなたの不思議な導きとご支配を信頼できますように。




