キリストへの時間

強く、雄々しく~変化を恐れず進むために

放送日
2026年4月5日(日)
お話し
石川亮(芸陽教会牧師)

石川亮(芸陽教会牧師)

メッセージ:強く、雄々しく~変化を恐れず進むために

【高知放送】

【南海放送】

 おはようございます。高知県安芸市本町2丁目森澤病院裏手にある芸陽教会牧師、石川亮です。今月のキリストへの時間は、私が担当します。この放送をお聞きくださるあなたと共に、聖書の言葉の恵みにあずかることができることを嬉しく思います。

 この春、色々なところで入学式があったと思います。入学式というと、私には、少し苦い思い出があります。それはどんなことかと言いますと、小学校の入学式の直前に水ぼうそうになり、入学式を欠席したんです。私は母に「行きたい」と駄々をこねたのですが、当然、許してくれるはずはありません。入学式の当日は、おとなしく家にいました。

 1週間ちょっとして体調も回復し、いよいよ登校する日が来ました。ただ、クラスに誰がいるのかは知りません。当然、担任の先生も知りません。母親と一緒に登校し、職員室に入り、担任の先生と会います。そして、先生に連れられて教室に入ります。先ほども言いましたが、同じクラスに誰がいるのか分からなかったので、ドキドキしながら教室に入りました。同じクラスには、幼稚園から一緒だった友だちが何人かいたので、それまでの不安がなくなりほっとしたことを、46年経った今も覚えています。

 学校に入学する、また会社に入社することは、新たな出会いや発見があると同時に、上手くできるか、良い友だちや同僚ができるかと、不安になる人もいると思います。私も、初めて登校する時、嫌な人がいたらどうしよう、みんなの輪に入れなかったらどうしようという恐ろしさを感じました。ただ、私の場合は、非常に仲の良かった友だちが数人いて、積極的に他の人に紹介してくれたので、恐れていたことは現実のものとはなりませんでした。

 人は、新しいことが始まる時や、今まで自分が見てきた光景と違う場所へ行く時、恐れを覚えることがあります。その恐怖に心が奪われて、必要以上に、自分に悪いことや恐ろしいことが起こるのではないか、と考えてしまいます。それによって、前に進もうとする思いが小さくなってしまうことがあります。

 神様は、ヨシュアという人に、「わたしは、強く雄々しくあれと命じたではないか。うろたえてはならない。おののいてはならない。あなたがどこに行ってもあなたの神、主は共にいる。」(ヨシュア1:9)と言われました。

 ヨシュアは、イスラエルの指導者であったモーセの後を継いだ人です。彼は、モーセの代わりに、イスラエルの民を約束の地へと導くことになりました。モーセのようにイスラエルの民を導けるのか、指導者として上手くやることができるのか、民たちを一つにまとめることができるのかと、色々な悩みや不安や恐れがあったはずです。でも、そういうものを表に出さず、ただモーセのような指導者として振る舞おう、と考えていました。

 神様は、ヨシュアにモーセの役割を引き継がせる時、「強く、また雄々しくあれ。あなたこそ、わたしが彼らに誓った土地にイスラエルの人々を導き入れる者である。わたしはいつもあなたと共にいる。」(申命記31:23)と言われました。それにもかかわらず、彼は、悩みや不安や恐れで心がいっぱいだったので、神様はまた、「わたしは強く雄々しくあれと命じたではないか」と言われたのです。

 学校や会社、また新たな環境に入れられ、不安や恐れから、前に進もうという思いがなくなりそうになった時、神様が、「強く、雄々しくありなさい。どこへ行っても、どんな環境であっても、あなたと共にいる。」と言われた言葉を思い起こしてほしいと思います。

 神様は、いつもあなたと共におられます。共におられる神様を信頼して、強く、雄々しく、新しい1週間を歩んで行きたいと願うのです。

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※ホームページでは音楽著作権の関係上、一部をカットして放送しています。

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