あさのことば

詩篇96編の祈りに心を合わせて~むなしい神々の世界を卒業して

放送日
2026年3月30日(月)
お話し
坂井孝宏(湘南恩寵教会牧師)

坂井孝宏(湘南恩寵教会牧師)

メッセージ:詩篇96編の祈りに心を合わせて~むなしい神々の世界を卒業して


 ご機嫌いかがですか。湘南恩寵教会の坂井です。

 今日は、詩編96編を紹介します。この詩編は、全宇宙、全世界、全民族、そして、動物たちや森の木々にいたるまで、すべてのものに対して、「大いなる神をあがめよ」と呼びかけている、まことにスケールの大きい讃美歌です。

 こんなフレーズが特徴的です。4節から「大いなる主、大いに賛美される主 神々を超えて、最も畏るべき方。諸国の民の神々はすべてむなしい。」(詩編96:4-5)

 古代世界においては、どの民族においても大切な守り神がいて、厳粛な儀式によって、雨乞いや戦争の勝利を願ったものです。でも、そういう神々はすべてむなしい。信頼するに足るべき方は、聖書が示している主なる神、この世界の創造者であり、裁き主である、この方だけが唯一の神。それが、聖書の教えです。

 日本にも、神々の世界がありますね。受験の神、子宝の神、金運の神といったように、神々というのは、人間の願望の反映とも言えます。今でも、パワースポット巡りは人気です。また、霊能力者や占いの人気は衰えることありませんが、ああいうのも、現代版の神々の世界と言えるでしょう。

 誰もが、自分の人生を支えてくれる「神」にすがりつきたいのです。人はみんな無力だからです。本当に頼ることができる方のところに、立ち返ってほしいなぁと願っています。自分の都合に合う「神々」を買い集めてみても、むなしいだけではないでしょうか。

 (参照聖書箇所・コリントの信徒への手紙一8章4節-6節「そこで、偶像に供えられた肉を食べることについてですが、世の中に偶像の神などはなく、また、唯一の神以外にいかなる神もいないことを、わたしたちは知っています。現に多くの神々、多くの主がいると思われているように、たとえ天や地に神々と呼ばれるものがいても、わたちたちにとっては、唯一の神、父である神がおられ、万物はこの神から出、わたしたちはこの神へ帰って行くのです。また、唯一の主、イエス・キリストがおられ、万物はこの主によって存在し、わたしたちもこの主によって存在しているのです。」)

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