リジョイス聖書日課

コロサイ1章 生けるまことの神の姿

放送日
2026年3月16日(月)
お話し
ステファン・ファン・デア・ヴァット(神学校教授)

3月16日(月) コロサイ1章

御子はすべてのものよりも先におられ、すべてのものは御子によって支えられています。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』コロサイの信徒への手紙 1章17節

 キリストこそすべてです。

 使徒パウロはこの確信をもって、コロサイの若い教会に語りかけました。キリスト讃歌(15~20節)はパウロがこの手紙を書く以前から存在したもので、おそらく一世紀のキリスト者にとって馴染みのあるものだったでしょう。キリストにある豊かな財産を壮大な規模で、また鮮やかに祝います。この短い讃歌の中で「すべて」や「万物」という言葉は七回使われます。この言葉遣いも御子の御業の完全さをはっきりとあらわしています。すべての物事はキリストの主権の下にあります。

 生けるまことの神の姿(アイコン)として、キリストは確かにその神のご臨在をこの世に具体化されます。この優れている身分は、「すべてのものが造られる前に生まれた方」という言葉によって明らかにされます(15節)。イエス・キリストは神の知恵をこの地上に示して、見えない神を見えるようにしてくださいます。

 御子は神ご自身の本質をあらわして、本来見えない神をはっきりと見せてくださるのです。この御子をとおして神のすべての属性と本性、神の御霊、御言葉、知恵と栄光が完璧にあらわされ、成し遂げられています。この御子によってキリストの共同体に属する私たち一人ひとりが新たに強められ、造り上げられています。

 【祈り】

 造られる前からおられる主よ、私たちのすべてになりますように。