今日という日の恵み

山下 正雄（ラジオ牧師）

メッセージ：今日という日の恵み
～明日を思い煩うことよりも、今日という日の特別感をまず覚えることが大事～

　おはようございます。心の健康を応援する山下正雄です。
　
　私たちは日々、過去を振り返って後悔したり、未来を思い煩ったりしながら生きています。「もしあの時、こうしていれば…」と悔やんだり、「これから先、どうなるのだろう…」と不安を抱いたりすることは、誰にもあります。けれども、私たちが本当に生きられるのは、「今」という時間だけです。
　
　聖書は、こう語ります。「今日こそ主の御業の日。今日を喜び祝い、喜び躍ろう。」
　
　今日という一日は、神からの贈り物です。この一日は、偶然に与えられたものでありません。神があなたのために備えてくださった、特別な日です。朝の光を浴びて目を覚ますこと、食事を口にすること、誰かと笑い合えること。それはすべて、恵みです。当たり前のように思えることの中にこそ、神の愛が息づいています。
　
　未来の不安に押しつぶされそうなときも、神は、「今日」のあなたを支え、必要な力を与えてくださいます。だからこそ、今日という日を感謝して生きることが、明日への希望につながるのです。
　
　今日の御言葉「今日こそ主の御業の日。今日を喜び祝い、喜び躍ろう。」詩編118編24節