千ヶ崎基（東京恩寵教会協力牧師）
メッセージ： たとえ弱くても
いかがお過ごしでしょうか。東京恩寵教会協力牧師の千ヶ崎基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
イエス様は、ご自分を嫌う人々によって捕らえられ、裁判を受けることになりました。弟子のペトロは、イエス様が連れて行かれた大祭司の中庭へと向かい、イエス様の様子を見に行きました。その時、ある人々がペトロの顔を見て「あなたはあのイエスの仲間ではないか」と質問してきました。
ペトロは、「イエスの弟子であると答えたら自分も捕まるかもしれない」と恐れて、「わたしはイエスの仲間ではない」と答えてしまいます。するとすぐに鶏が鳴いたのです。
以前イエス様は、ペトロに「あなたは鶏が二度鳴く前にわたしを三度知らないと言うだろう」と語っていました。ペトロは、このイエス様の言葉を思い出して激しく泣き出しました。イエス様に対する申し訳ない気持ちではありません。イエス様の言う通り、自分が弱いことに気づき、また、だからこそ神であるイエス様が自分に必要であると気付いたからです。
イエス様だけは、自信家のペトロのことを良く分かっておられました。そうであれば、今、聖書の話を聞いておられるあなたのことをも、イエス様は良く分かってくださっているはずです。その神であるイエス様が、今日、あなたの神となってくださるのです。
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