リジョイス聖書日課

エステル1章 この神なき世界に

聖書日課
2021年9月23日(木)

エステル1章 この神なき世界に

  

ところが、王妃ワシュティは宦官の伝えた王の命令を拒み、来ようとしなかった。王は大いに機嫌を損ね、怒りに燃え、経験を積んだ賢人たちに事を諮った。(エステル1:12-13)

 ペルシアの帝国に生きるユダヤ人の少女が王妃となって同胞を絶滅の危機から救う物語、それがエステル記です。

 物語はペルシアの王、クセルクセスの時代に宮殿で開かれた酒宴の場面から始まります。7日目、宴会の最終日のことです。酒に酔った王は王妃ワシュティを宴会に召し出します。彼女の美貌によって、自らの権勢を誇示しようとしたのです。ところが王妃は命令を拒否してしまいます。王は怒り、賢人たちに諮った結果、王妃は宮殿から追放され、新しい妃が立てられることになり、勅令が出されます。

 横暴で身勝手な王のふるまい、賢人たちの愚かな助言が目につきます。王妃だけではなく、女性たちは軽んじられ、差別されています。人が人として重んじられていません。このような人の愚かさの中で、遠く離れた異教社会にあって、しかし神が生きて働いておられることを覚えたいと思います。

 エステル記には「神」という言葉はひと言も語られません。しかし、「神」という言葉を用いないで神の支配が証しされています。神なき世界に思われる今の時代にも神は生きて働いておられます。

全ての番組からランダムに
  1. ヨハネ4章 もう渇かなくてよい

  2. パンの誘惑

  3. 「神が選んだ主の僕イエス」 マタイによる福音書 12章15節〜21節

  4. 主イエスと出会った人々-シメオンの場合-

  5. 食欲の秋 赦しの食卓

  6. エステル7章 聖書の歴史観

  7. 病の中で学んだこと①~何の取り柄もなくても

  8. 目を覚ましていなさい(マタイ24:36-44)

  9. エレミヤ31章 新しい契約

  10. エレミヤ44章 本当の言葉が残される