小堀尚美（花小金井教会信徒説教者）
メッセージ： 本当のクリスマスをあなたに
おはようございます。日本キリスト改革派花小金井教会の小堀尚美です。いかがお過ごしですか。
「あなたにとって、一番大切な日は、いつですか」と聞かれたら、なんとお答えになるでしょうか。この世に生を受けた日、誕生日が一番大切だと思う方、あるいは、人生の大きな節目となった記念日が一番大切だと思う方もいらっしゃるでしょう。
イエス様にも、特別に大切な時がありました。イエス様はその時を、「わたしの時」と呼んでいます。そして、「わたしの時はまだ来ていません」（ヨハネ2:4）とか、「わたしの時が近づいた」（マタイ26:18）と、何度も話しておられます。イエス様が、こんなにも深く、生涯、絶えず心に留めておられた「わたしの時」とは、いつだったのでしょうか。
それはなんと、イエス様が捕らえられ、十字架に掛けられて殺される時でした。けれども実は、イエス様は、十字架で自ら命を捧げられたのです。「使命」とは、「命を使う」と書きますが、十字架で、私達の罪の裁きを代わりに受けて、命を捧げることが、イエス様の使命だったのです。
そして、弟子達に予告していた通り、3日目に死の支配を打ち破って、復活されたのです。イエス様がお生まれになった目的、クリスマスの目的は、十字架で命を捧げ、3日目に復活し、イエスを救い主と信じる者の罪を赦し、神様の子どもとすること、永遠の命を与えることだったのです。
イエスを「わたしの主、わたしの神」と信じるなら、あなたもすべての罪を赦され、神に愛されている子どもして、永遠に神と共に歩むことができるのです。本当のクリスマスが、どうか今年、あなたに訪れますように。
