神を畏れる人は皆、聞くがよい
わたしに成し遂げてくださったことを物語ろう。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 詩編 66編16節
神のしてくださったことを物語ろう
高内 義宣(津島教会)
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この詩編は礼拝を開始するときの、神からの招きの言葉として用いられて来ました。また、堂々とした詩編歌のメロディーで親しまれています。しかし、きょうは違った視点から理解してみたいのです。
この詩編は、冒頭から伝道的であり福音的です。旧約聖書の詩歌ですから、キリストのことが明確に述べられているわけではありませんが、全地を招き、神賛美に連なるように要請するそのスケールが並外れています。
詩の中途では、イスラエル民族が体験した苦難が金属精錬に喩えられています。バビロン捕囚だと考える人が多くいます。いずれにしても、神はその中から導き出し、この「わたし」という詩人を福音の使者とされます。
私たちは基本的には口下手で、どのように語ればよいのかわかりません。何を言いたいのか要領を得ず、どんどん話がずれていってしまうこともあります。なかなか証しができません。
しかし、詩人は「わたしに成し遂げてくださったこと」を物語ると言います。ただ自分に起こった神の御業を素直に、そのまま語ることです。それを聞こうとする人がいるなら、証しは成立します。
【祈り】
生ける神よ。このわたしが、あなたの成し遂げてくださったことを語る器であれますように。