9月3日(木) ハガイ1章
「お前たちは、この神殿を
廃虚のままにしておきながら
自分たちは板ではった家に住んでいてよいのか。…
お前たちは自分の歩む道に心を留めよ。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』ハガイ書 1章4-5節
ハガイはイドの子ゼカリヤとともにバビロンによって破壊されたエルサレム神殿の再建に関する主の言葉を語った預言者です(エズ5章1節)。
神殿を建て直そうという試み自体は、すでに二十年近く前から始まっていました。主の摂理の御業によって、キュロス王の時代にイスラエルの人びとは祖国への帰還が許され、神殿の再建がスタートしていました。しかし、再建作業はこの時まで、長らく中断・放置されていたのです。
「まだ、主の神殿を再建する時は来ていない」とイスラエルの人びとが口にする中で、主は神殿を再建せよと力強く命じられます。これは単に神殿建築の進捗についてだけではなく、彼らの生き方そのものを問い質す言葉でした。
再建作業が遅々として進まない原因として、反対者による妨害工作があったことは事実です(エズ4章)。しかし、本当の問題は彼ら自身の心が主から遠く離れ、自分のことでいっぱいになっていることにありました。そして皮肉なことに、自分を第一とする歩みがかえって彼ら自身に悪い結果を引き起こしていたのです。
「お前たちは自分の歩む道に心を留めよ」と主は命じられます。そのよう命じられるとき、主は私たちと共に歩もうとしておられるのです。
【祈り】
主よ、私たちの日々の歩みがあなたの御心にかない、あなたに喜ばれるものでありますように。




