8月22日(土) 詩編135編
シオンから、主をたたえよ
エルサレムにいます主を。
ハレルヤ。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』詩編 135編21節
詩編134編と135編は、表現と思想において深く結びついています。134編は、1節に「夜ごと、主の家にとどまる人々」とあり、夜に務めを果たす聖職者の姿を示し、135編は、2節に「わたしたちの神の家の庭に居並ぶ人々よ」とあり、聖所に集う礼拝者全体へと賛美の呼びかけが広がります。「都に上る歌」が締めくくられたあとも、聖所における賛美の光景は続いていくのです。
とくに詩人は、特定の場所に臨在される神、すなわち、「エルサレムにいます主」を固く信じていました。彼にとって、やがてその特定の場所にある神殿が廃止されることは想像できなかったでしょう。かつてのイスラエルの民は幕屋や神殿に臨在される神を仰ぎましたが、神殿が失われた後は、特定の場所を超えた「神の臨在」そのものにいっそう大きな意味を見いだすようになりました。
これは、現代の私たちが礼拝において「招きの言葉」に応え、心を一つにして神を賛美することに通じます。詩人が聖職者や礼拝者に求めたように、私たちもまた、主が今この場に臨在され、共におられることを信じて、賛美をささげるように招かれています。神は時代を超えて変わることなく、私たちのただ中に臨在し、ささげられる賛美に耳を傾けてくださるのです。
【祈り】
神の臨在を深く感じ、心からの賛美をささげることができますように。



