3月21日(土) 詩編119編
あなたの律法を理解させ、保たせてください。
わたしは心を尽くしてそれを守ります。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』詩編 119編34節
詩編の中で最も長い119編は、8節ごとの各段落の各節で、頭の文字を同じヘブライ語のアルファベットにそろえ、それを22文字の順に変えていくという「アルファベット詩」となっています。その意味では、最も技巧的な詩編と言えるかもしれません。
内容的には、この詩編は、主なる神の「律法」が知恵の源泉であり、人を幸いな生涯へと導く最善の道であることを教えています。ただし、さまざまに歌われる「律法」は、個々の箇条というよりも、それらを生かす主なる神の御心とその働きを示していると言えるでしょう。ですから、くり返される「律法を守ります」という表現も、個々の規定の遵守というよりも、神の御心とその働きに心を砕きつつ、そこからそれることなく信仰の道を歩むことを意味しています。
また、もうひとつの特徴として、「律法」が、神と信仰者との間の仲介者の役割を果たすものとされています。新約の時代の私たちは、神の言葉であるキリストが、父なる神と私たちの間の仲介者としてその役割を果たしておられることに思いを向け、キリストが与えられた新しい掟を守りたいと思います。「あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい」(ヨハ13章34節)。
【祈り】
主よ、あなたの律法、あなたの愛の掟を守らせてください。あなたへの信仰の道をいつも歩ませてください。









