リジョイス聖書日課

詩編114編 水なき所を泉とする神の御前に

放送日
2026年2月14日(土)
お話し
吉田実(但馬みくに伝道所宣教教師)

2月14日(土) 詩編114編

岩を水のみなぎるところとし
硬い岩を水の溢れる泉とする方の御前に。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』詩編 114編8節

 かつてエジプトの奴隷だったイスラエルの民は、モーセによってエジプトから脱出し、神の聖なる民、神が治められる神の所有とされました。その際に、海はまるで逃げ去るように分かれて道をつくり、カナンに入る際にはヨルダン川は退くように壁となって干上がり、神の民はその間を進んで行きました。またシナイ山で十戒を授かった際には、山々はまるで踊るように震えました。

 海や山のような自然の大きさ力強さに比べれば、人間は本来弱くて小さな存在です。その無力さを嘆くことしかできない者です。しかし全能の神を知り、神の所有となるとき、神はその全能の御力を、神の民の救いの実現のために用いてくださるのです。ですから、自分たちもそのような出エジプト以来の神の民なので、その特権を喜び誇りつつ、自分たちを飲み込もうとする暗闇の力に対して恐れることなく「どうしたのか」(5節)と胸を張ることができるのです。

 硬い岩から水を溢れさせ、砂漠を泉としてくださった神は、今も生きて、私たちと共にいてくださいます。主イエスが与えてくださる命の水を飲む者は、その人自身が泉となり、永遠の命に至る水が涌き出て(ヨハ4章)、荒れ野のようなこの世をうるおすのです。

 【祈り】

 主よ、頑なな私たちの心を砕き、荒れ野のようなこの世の中で、命の水が湧き出る泉とならせてください。

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