リジョイス聖書日課

マタイ5章1-12節 私たちに幸いを与える神

放送日
2026年2月1日
お話し
李 哲敏(広島伝道所宣教教師)

2月1日(日) 私たちに幸いを与える神

「心の貧しい人々は、幸いである、
天の国はその人たちのものである。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』マタイによる福音書 5章3節

 主イエスが山上で宣言された八つの幸いは、この世の価値観とは全く異なる神の国の価値観を示しています。この世では、強い者、富む者、快楽を追求する者が幸いとされますが、主イエスはむしろ心の貧しい者、悲しむ者、柔和な者、義に飢え渇く者たちが幸いだと言われます。

 「八つの幸い」は、神が私たちに真の祝福を与えたいと望んでおられるという、深い神のご意志を表しています。神の祝福は、一時的なものではなく、現在と未来、この地と天とを包み込む永遠の祝福です。「天の国はその人たちのもの」「慰められる」「地を受け継ぐ」という約束は、私たちの人生すべてに祝福を満たそうとする神の意志を示しています。

 特に注目すべきは、すべての祝福が条件付きではない点です。私たちが先に善を行ったから祝福されるのではなく、先に神の恵みによって祝福されるからこそ、その恵みによって、祝福された者の姿を表すことができます。どのような状況にあっても、神は私たちを通して祝福を実現されます。その祝福は、ときに弱さを通して、ときに涙を通して、ときにへりくだりを通して現わされます。これが神の国の神秘的な逆説です。

 【祈り】

 きょう、私たちの弱さや足りなさを通しても、あなたの祝福を経験させてください。祝福された者として、あなたの恵みに生きることができますように。アーメン

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